塗装のこだわり

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塗装のこだわり

自動車塗装 スプレーガン
塗装とは、修復した箇所に塗料を塗ってきれいに仕上げる作業の事です。

塗色は、保管状態や経年変化によって1台1台異なるので、色を見極めて各色の塗料を配合し、塗装する周辺部分と違和感が発生しないようにするために、調色が難しい物です。

また、パテなどで塗装の下地をつくり、きれいな塗装面とライン(エッジやカーブ)に仕上がる様にするための下処理、そして塗装後の仕上がりを左右する磨き仕上げなどするためには、施工者の技術だけでは無く、塗面を照らすライティングやホコリを寄せ付けない作業ブースなどの設備も必用です。

塗装は、たいへんデリケートな作業で、塗料メーカーによって発色や耐久性が違いますので、より良い仕上がりをお求めのお客様は当店にご相談ください。

溶剤塗料と水性塗料の違い

欧州車輪では、環境保護と仕上がり、作業環境の改善のため、欧州の自動車メーカーが推奨しているアクサルタ社の水性塗装システム「STANDOX(スタンドックス)」と、関西ペイントの水性塗装システム「EV システム 3.0」を導入しております。

自動車の塗装は、主に溶剤塗料と水性塗料が使用されています。
主に使用されているのは溶剤塗料で、耐久性が良く仕上がりが美しい特徴があります。

溶剤塗料には、油性と水性の塗料がありますが、油性の塗料は溶剤にシンナー(混合溶剤・有機溶剤)が使われていて塗料に合わせて選ばれて希釈され、他に助剤(性能をより一層ひきだす材料)と混ぜて使用されております。

最近は、環境問題から水性塗料への移行が進んでおり、当店でも基本的に水性塗料を使用しております。

油性塗料で仕上げられた塗面に、水性塗料で再塗装を行うと、以前は塗料同士の性質が異なるため、境目などがきれいに仕上がらない場合がありましたが、塗料の進化でその様なトラブルも無くなりきれいに仕上がる様になりました。

水性塗料も、溶剤塗料と比べて耐久性や仕上がりに差が無くなり、昨今では環境や作業性など考慮され水性塗料が主流になっております。

アクサルタ社 STANDOX
関西ペイント EV システム 3.0
スプレーガンにも拘ってます
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description塗装はデリケートです

車の塗装はデリケートでとても薄い塗装です。

自動車の塗装は、ボディに下塗り(パテ・サーフェーサー・プライマー・シーラーなど)を施してから塗色の塗装をし、表面に上塗りやクリアコートなどをいたします。

塗装(塗料)の厚さは、60~120ミクロン(0.06~0.12mm)程度とたいへん薄いのですが、非常に硬く密着性が良いので薄くても丈夫できれいなのですが、ちょっとした衝撃や傷から亀裂ができてしまいます。

そこから、水が入ったり空気に触れて酸化してサビが発生して劣化が始まります。
きれいに見えていても、劣化が始まっていることがありますので定期的にチェックしてください。

こんな時にはすぐにご相談ください

  • report_problem エクボ(小さなヘコミ)ができてしまった時
  • report_problem こすり傷がついてしまった時
  • report_problem 塗装に亀裂(割れ目)が見つかった時
  • report_problem 浮いて見える箇所を見つけた時
  • report_problem 変色やシミなどが見つかった場合

鈑金塗装の作業の流れ

鈑金作業の様子
細部も丁寧に仕上げます
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1 鈑金・成型

最初の工程は、傷や凹みなどを修復して、元の形状に修復いたします。
変形した箇所を専用の工具(スライドハンマー、スポットプルなど)を用いて整形します。
未熟な技術者や雑な業者は、パテを多用して成型作業を行いますが、パテが厚いと乾燥するとヘコんで(痩せる)形状が変わってしまうなどするため、欧州車輪では極力パテが薄くなるように整形をしてから、パテ作業をする様にしております。

この仕上げ作業の良し悪しで、最終の仕上がりに大きな違いが生じる、とても大切な工程です。

おおきな損傷の場合は、部品の交換したり専用工具で修正した後に、僅かな凸凹を修正する様にパテなどで仕上げをいたします。

作業後には、形状(見た目)の確認だけでは無く、ドアの開け閉め、ボンネットやトランクの開閉に違和感が無いかの確認、隙間の間隔に違和感が無いかなど、細部の確認をいたします。

2 マスキング

鈑金が完成したら、マスキング(養生)をして塗装の準備をいたします。
塗装箇所以外に塗料が付着しないようにするためだけではなく、室内やトランク、エンジンルーム内などにスプレーダスト(塗料が霧状に固まった物)が入り込まないように、しっかりと保護できるようにマスキングをいたします。

マスキングのテープも、ただ貼ってしまうと段差ができてしまうため「リバースマスキング」「ダブルテープ」などと呼ばれる技法を用いたり専用のテープを利用するなど、とことん仕上がりが美しくなるように心がけます。

細かな作業も丁寧にいたします
マスキング作業の様子
細かな作業も丁寧にいたします
室内への侵入も防ぎます
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サフェーサー作業の様子
サフェーサーの仕上げ作業中の様子
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3 下地塗装

塗装の下地は、表面の仕上がりに影響するだけで無く、艶の美しさやボディーラインの美しさにも影響がありますので、入念に作業を行います。

パテでの成型後、入念にパテ磨きを行い足付け作業をしてサフェーサーの塗装を行います。サフェーサーはしっかりと加熱乾燥を行い、熟練した作業者が目視ではわからないわずかな歪みなど無いか、手の感触で探りながら確認し、平滑にして塗装の下地処理を完成させます。

下地処理は、塗装面をキレイに仕上げる為にとても大切な作業で、滑らかな肌に仕上げないと後からザラつきや歪みが発生する原因になりかねません。

4 調色

現在のお車と同じ塗色になるように、専用の調色システムでお車の色を診断し塗料の調色を行います。約100種ほどの基本色から0.1g単位でデータ調色して塗料を準備いたします。
テスト塗装を行って車両の変色の状態などに合わせて再度調色を行い、修理の箇所の周辺箇所に違和感が無い様に塗装を行います。

塗料は、環境保護のため水性塗料を使用し、原色塗料は輸入車・国産車全てに対応できる様に揃え、定期的に攪拌をおこなって品質と色の維持を行っており、塗装の種類によってはマイカ(雲母)やアルミフレークなども加えます。

0.1g単位で計量して調色します
アクサルタ社 STANDOX を導入
関西ペイント EV システム 3.0 を導入
ボディカラーを調色システムで診断
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塗装作業の様子
塗装作業の様子
塗装作業の様子
下部なども丁寧に仕上げます
塗装作業の様子
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5 塗装

塗装は、最初に中塗り塗装をしてからベース塗装(ボディーカラーの塗料)、クリア塗装(保護・艶出し)の順番に行い、何層にも塗り重ねることで美しく艶のある仕上がりになります。

塗装ブースは、クリーンな環境を維持できるように、チリやホコリを取り除き、作業中に発生する塗装ミストも素早く排出できる空調システムで、ブース内の気流も均一になる様にコントロールしておりますが、気温や湿度の影響も受けるので、最適な環境になるようにブース内の温度調整や作業時間などを考慮して作業を行います。

塗装後、塗料を硬化させながら乾燥するために、塗装ブース内の室温を調整し加熱乾燥いたします。

6 仕上げ・磨き

乾燥した後は、車体全体に均一の光が当たるブースで、僅かなゴミや歪みなど無いか厳密にチェックしながら磨き上げます。

様々な角度から目視で確認して、塗装面に研磨目が無いかの確認を行いながら、光のラインで歪みなどの確認をして、どこからみても美しい仕上がりになるように磨き上げます。

さらに、手の感触でもわずかな歪みなど無いかを確認し、表面が美しく滑らかに仕上がっているかを、修理箇所以外にも注意しながら仕上がりの確認をいたします

磨き作業の様子
磨き作業の様子
細部までチェックして磨き上げます
磨き作業の様子
磨き作業の様子
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良いお店選びのポイント

鈑金とは、凹んだり変形した車のボディーや部品を元の形状に修復する事です。
金属(鉄、アルミ)の場合は裏から叩いたり表から引っ張るなどして整え、FRPやカーボン(CFRP)は繊維シートや樹脂で整形して形を整えます。 また、事故などの場合にはフレームの修正をする場合などもあります。
修復ができない場合はパーツやパネルを交換する場合もありが、整備工場の技術力と仕上がりに対する責任感で、大きく仕上がり時の美しさに違いがあります。

「安価な作業料金」、「短期間での作業」、「スピード仕上がり・クイック作業」などで宣伝しているお店が増えてますが、それなりの仕上がりです。
まるで何事も無かったような美しい仕上がりと深い艶、さらに耐久性のある仕上がりは、簡単にできるものではありません。

最近の車はデザインが美しく、複雑な形状、きれいな曲線、複合的なライン形状などが多く、これらをきれいに復元するには多くの経験と熟練の技術が必用です。
作業を依頼するショップ(工場)で技術の違いが大きくありますので、良く調べたり確認をしてお選びください。

  • done 多くの実績があること
  • done メーカー、ディーラーなどの認定整備工場
  • done 許認可などきちんと取得している整備工場
  • done 修理説明、見積など担当者と直接会話ができるお店
  • done 作業者と希望や納期など会話ができるお店
  • done 工具類や機器が充実して、キレイに整理されている工場
  • done 代車の準備、手配などきちんとしている整備工場
  • done 安価、短納期、スピード仕上げなどと宣伝していない整備工場