夏はパンクにご注意
夏のドライブは気持ちよく楽しいですが、注意しなければいけないのが「パンク」です。
えっ?て思われるでしょうが、夏は意外な落とし穴があるんです。
なぜ夏にパンクが増えるの?

不思議に思うでしょうが、気温が10度高くなると空気圧が約10kPa(0.1kgf/㎠)上がります。
さらに、路面との摩擦によって発熱が生じ、空気圧がさらに上がり、パンクしたり破裂する恐れがあるのです。
夏の路面温度は50〜60度以上になり、さらに摩擦熱発生しますので、より高温になります。
夏は、とてもタイヤにとって厳しい環境になりますので、タイヤの空気圧や目視でのチェックなどをこまめに行ってください。
まだ溝があるから大丈夫でしょ?
タイヤの溝がまだ残っているように見えても、ゴム(材質)の劣化でヒビが発生していたり、路面や道路のつなぎ目で衝撃で裂けたりして、夏の高温時は突然パンクしたりバーストする恐れがあります。
走行距離が少なくても、タイヤは5年位が交換の目安と言われていて「3年〜5年で劣化」が始まって、ひび割れなどの症状が発生してきます。
* 製造期間は、タイヤの側面に4桁の数字で表示され「最初の2桁が製造週、残りの2桁が製造年」を表しています。 1725 の様に表示されていたら、2025年の17週(4月後半頃)となります。


また、艶出しワックスや洗剤残りなどで侵食されて劣化する可能性もあります。
溝が残っていても、経年劣化などで発生したヒビがあると危険ですので、目視でよくチェックしてください。